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日曜日に、観戦しに行った
「ラリーモントレー2015 in 嬬恋」。

当日には、
ラリー全体の雰囲気を。

翌、月曜日には、
走行シーンの写真を中心に。

火曜日は、展示車両を。

昨日は、メイン会場で開催された
ドリフトパフォーマンスと、
出場車両について、ご紹介しました。

今日は。

正直なところ、あんまりラリーには
関係なんですが。

でも、ラリー会場にあった
気になる車をまとめてみました。

あ、これ。
ネットなどで見たことあります。

レッドブルの大砲を背負った
ミニです。

会場に、レッドブルの
お姉さんが歩いていて、
レッドブルを売って？配って？
…どちらだか、分からないんですが
居ました。

後ろ、ピックアップっぽく
なっていますね！

こういう形のバリエーションが
あるのか？…と思えるくらい
綺麗に出来ています。


…そして。

こういう、レース観戦会場に来ると
いつも思うんです。

レースそのものも、もちろん面白いですが
一般駐車場も、面白いんですよね！

観に来ている方、ほとんどの皆さんが
車好きですから、そういう車がたくさんです。

休日にショッピングモールの駐車場の
覗いてみると、スポーツカーなんて
多分、3％も居ないんじゃないかなぁ…？

でも、レース会場に来ると
70％くらいが、スポーツカーです。
しかも、思い思いに手の入った、
個性的なものばかり！

正直、写真が撮りたくて
仕方なかったです。

でも、勝手に載せたら
だめですもんねぇ…。

ナンバーを隠しても、
個体が識別できるような
個性的な車ばかりでしたし。


でも、一台だけ。

初めて見て、とても感動したので
ご紹介しようかな、と。

幸い、改造されていない
ノーマル車だったので、
ナンバーを隠せば、個体識別は
出来ないと思います。

アルファロメオ 4Cです。

低く幅広で、全長が短くて
独特の、プロポーションです。

一目見て、只者じゃあないことが
よく分かります。

リアも、かっこいい！

エンジンを、背中に背負った
ミッドシップレイアウト。

240馬力と、35.7kg-mの
トルクを発生します。

これで、車量1,100kgですから
相当、すごい車なんだと
思います。

お値段、800万円強なので
超高級車です。

でもこの車、車体の構造体が
カーボンモノコックで
出来ています。

カーボンは、軽くて丈夫だけど
非常に加工が難しい、
魔法の素材です。

カーボンモノコックは、通常
3000万円を超えるような
スポーツカーにしか
使われない代物です。

逆に、この値段に収まってるの
バーゲンプライスかもしれません。


この車が市販されたとき、
どんな凄いことになってるんだろう、と
いろんな本を読み漁りました。

でも、期待とは裏腹に
あまり、芳しくない評価が
列挙されていました。

　ハンドリングは良いけれど、
　通常走行時のエンジンは単調だし、
　快適性は皆無だし。

そんな感じです。

ジャーナリストが積み重ねてきた
経験に基づく公平な評価、と
言ったところでしょうか。


…ダメですよねぇ。
プロが、そんな当たり障りのない
評価で済ませちゃったら。


こういう車、っていうのは…！

やる気出したときに凄い分、
普段はボケーっとしてるくらいが
「良い」んです！

快適性なんか一切無くて
運転手を、肉体的・精神的に
圧迫して、常に緊張を
強いるくらいの、凄みがあるのが
「良い」んです…！


…車に限らず、ですが。

本当に好きなものって、
長所だけが好きなんじゃあ
無いんですよね。

短所さえ、愛せる存在だけが
本当に、好きなものに
なり得るんだと思うんです。

だから。

短所が無い、なんてのは
この上ない欠陥、なんですよ。

優雅で、心を奪われる
スタイリングと、
極上のハンドリング。

そして、しっかりと
短所を備えた、アルファロメオ4C。

実物を見て、この車は
叶うなら手に入れたい！
…と思いました。

やっぱり、欠点のある車って
ひときわ、輝いて見えます。


…最後に。

偉そうなこと書いちゃいましたけど、
わたし、アルファロメオ4Cには
触ったこともありませんので、
話半分で、受け止めておいて下さいね！

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