のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●ハナアルキ!2015年10月08日 21:00



このブログでも、そしてSNSでも、
絵本作家だ、ということで
活動しています。

電子書籍ですが、実際に絵本
販売していますので、
嘘ではないと思います。

そのわりに、ほとんど
本の話題を書いたことがありません。

なので、たまには好きな本の
紹介をしたいと思います。


…これなんですけどね。

鼻行類

「ハナアルキ」という哺乳類の
生態を詳しく解説した本です。


ハナアルキ、どんな生物かというと。

鼻で、歩くんです。

だから、ハナアルキ。

南太平洋に存在した「ハイアイアイ群島」の
独自に進化した生態系の中で
生息していた生物です。

しかし、秘密裏に行われた核実験の結果、
ハイアイアイ群島もろとも、
海の底に沈んでしまって、
今はもう、会うことが出来ません。


…という、設定なんです。

つまり、全部、架空の物語。

ハナアルキ、なんて生き物は
最初からいないし、
ハイアイアイ群島も、ありません。

でも、図鑑のような、論文のような
体裁で書かれているから、真実味があって
そして、実在しない生物なのに
その生態が、ありありと想像できます。

もう、ずいぶん昔に買った本なので
今でも手に入るかは、わかりません。

でも、この本は本当に面白いですよ!
見つけたら、開いてみてください。

生き物が好きな方なら、
間違いなく、そのままレジに
持って行くことになると思います。


この本を読むと、

 ハナアルキ、なんで
 架空の生き物なんだろうなぁ…

と、ちょっと寂しい気分になります。

そのくらい、魅力的な生き物です。

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