●16インチ、極上! ― 2020年09月29日 22:15
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今日の早朝ドライブでは、
かねてからの念願だった…
・純正と同サイズで、純正より軽量なホイール
・全輪同じタイヤサイズ
・フロントタイヤだけハイグリップな銘柄に
状態のFTOを試走しました。
…結論からお伝えすると
極上。
この一言に尽きました。
想像していた以上に
良かったです!
乗り始めてすぐに感じたのは
意外にも、乗り心地の良さでした。
これは、フロントホイールを
17 → 16にインチダウンしたことが
大きく関わっていると思います。
ホイールをインチダウンした場合でも
タイヤの外径は同じにならないといけないので
タイヤの厚みを増やすことで、帳尻を合わせます。
1インチは、2.54cm。
2.54cmの半分の高さ
ぐるり一周分が、アルミから
ゴムに代わるんです。
さらにゴムは中空で、中には
空気が充填されます。
つまり、硬い金属だった部分が
衝撃吸収素材に入れ替わる、ということ。
そう考えると、乗り心地が良くなるの
納得できますね!
わたしのFTOは、内装が
鉄板むき出しのドンガラで
遮音材・防振材などが
すべて取り払われています。
そして、サスペンションの
セッティングが、だいぶ硬めです。
さらにシートは、クッションの薄い
フルバケットタイプ。
だから、走行振動が
ほとんど緩和されないまま
運転しているわたしに
直撃してきます。
でも、タイヤを履き替えたら
そのあたりの事情が
変わってきました。
おそらくは、タイヤの厚みが
増えたことで、路面の振動を
だいぶいなしてくれているんだと
思います。
なので、サスペンションが
突き上げられるような
衝撃自体が少なくなることで
わたしが感じられる大きさで
伝わってくる振動も、だいぶ
減っているんです。
以前に比べて、かなり
ハイグリップなタイヤを
選びましたが、ここまで
快適な乗り味になろうとは。
乗り心地改善については
それほど期待していなかっただけに
驚きが大きかったです。
何時間でも、運転し続けたく
なってしまいました。
それで、肝心な走行性能は
どうなったかというと、これも
以前より、大幅改善です。
加減速・コーナリングとも
ハイグリップタイヤらしい
ダイレクトな反応を示してくれますし
安心感が高いです。
そして何より、楽しいです!
アクセルをきっかけに
車の向きを変えることが
出来ますから。
これは、フロントに入れた
トーヨータイヤのPROXES R1Rが
予想以上に、いい仕事を
してくれているからだと思います。
17インチから、16インチに。
そしてタイヤ幅は、215から
205に小さくなったのに、
グリップ力自体は、大幅に
向上していました。
ハイグリップタイヤといえば
やはり今は、ブリジストンの
POTENZA RE-71RSや、
現状、タイムアタックで最強と
言われている、ヨコハマタイヤの
ADVAN A052あたりが有名です。
R35型GT-Rで純正採用されて以来
ダンロップ製タイヤも、軒並み
評価が上がっています。
そういうタイヤに比べると
トーヨータイヤの知名度は
一歩後退してるのかも
しれないですね。
でも、初めて履いてみて
感動の仕上がりでしたよ!
あとは、しばらく乗ってみて
経年変化なども、体感してみようかと。
他メーカーのハイグリップタイヤよりも
かなりお安い価格で流通してますので
気になる方は、ぜひお試しを!
わたしと同じタイヤサイズなら
場合によっては、送料込みの新品が
1本1万円を切る価格です!
そして、新しいホイール
RAYSのCE28なんですが、
やはり、軽さは走りに
大きく影響しますね!
今までよりも、間違いなく
車の動きが軽やかになった
ことが実感できました。
今回のホイール&タイヤ変更で
フロント
18.2kg → 15.4kg で -2.8kg
リア
16.6kg → 13.8kg で -2.8kg
と、フロント・リアとも
1本あたり、2.8kgの軽量化を
果たしました。
なので4本で、11.2kg。
それほど、大したことじゃ
ないような数値ですね。
お米を1袋積めば
相殺できちゃう程度です。
…でも、実は。
バネ下荷重軽量化の効果は
バネ上の軽量化の、10~15倍に
匹敵する!
…なんて言われています。
バネ下荷重、というのは
サスペンションのバネの下に
ぶら下がっている部品の
重さのこと。
タイヤ・ホイール・ブレーキ周り
ハブ周りの部品が該当します。
なので。
今回、タイヤ&ホイール交換で
11.2kgの軽量化ができた
ということは、車全体で考えると
112kg~168kgの軽量化を
達成したことになる!
うーん。
それは、さすがにちょっと
言いすぎかなぁ…?
そこまでデッカイ違いは
ないような気がしました。
…でも。
成人男性がひとり
車から降りた…くらいの違いは
確かにありました。
軽自動車に、わたしと同じくらいの
背格好のおっさんを乗せて
ご自宅までお送りするときと、
一人で帰ってくるとき。
そんなシチュエーションで
感じる重さの変化は
実感できたんです。
なので、間違いなく
走行性能向上の大きな要因に
なっていると思いますよ!
今回の、16インチホイール&タイヤ導入で
わたしが長年実現したかった
FTOの理想形が、完成しました!
これもひとえに、このホイールを
素晴らしい状態のまま
屋内保管していたかたと
ネット上で奇跡的に出会い、
そして、実車でのフィッティングに
快くご協力くださるなど、親身に
寄り添って頂けたおかげです。
どうもありがとうございます!
…ちなみに。
わたしが、FTOに求めた
理想形はこんな感じなんですけど、
別に、この仕様が絶対正義!…なんて
言うつもりはありません。
この形は、ただのわたしの好みです。
皆さんには、また違った
好みのFTOの姿があるんだと
思うんです。
そして実のところ、好みって
心境や環境の変化、そして
ただ年齢を重ねるだけでも
移り変わるものだったり
するんですよね。
他所様のご迷惑にならない範囲で
自分好みを追求し続けることこそが
車趣味の醍醐味だと思います!
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