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今日の、アルトさん箱制作です。


わたしが初めて、ご依頼を頂いて
彫刻制作をしたのは、2014年の10月。

でも、それ以前から
絵本制作のための
彫刻を彫っていました。

くろねえさんと出会ってすぐに、
くろねえさんの彫刻を彫ったりも
したので、実のところもう
7年くらい、作り続けているんです。


なので、そこそこの事態は
経験してるつもりでいたんですが、
今日は、びっくりしました。

室温が暑くなりすぎて、
塗料が使い物にならなく
なってしまったんです。


わたしは、大きく分けて
3種類の塗料を使って
彫刻に着色しています。

ひとつは、絵の具に近いような
水溶性の塗料。

ふたつめは、プラモデルなどにも
利用する、アクリル系の塗料。

みっつめは、スプレー式の塗料。


このうちの、ふたつめ。

プラモデル用のアクリル塗料が、
筆ですくってすぐに、
固まりだしちゃって。

筆がガビガビになっちゃうんです。

アクリル塗料用のシンナーで
薄めても、シンナーの成分が
すぐに揮発しちゃうみたいで、
やっぱり、筆がガビガビに。

こんなことが、あるんですねぇ…！


実は、アルトさんたちはこの
アクリル系塗料で塗っていますので
今日、無理に塗り進めることは
控えました。

代わりに、比較的影響の少ない…

絵の具に近い塗料で塗っている
土台の方を中心に。

なかなか、いい色合いに
なってきましたし、箱側面に
回りこむ部分も、自然になってきたかな。

今年の夏、やっぱり
ただ事ではないみたいですよ…？！

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