のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●S2000彫刻制作・4282019年08月10日 22:15



今日の、S2000彫刻制作です。

一難去ってまた一難、というか…。

おそらくは、連日続く
暑さが原因で、可動部に
改良を加える必要が出てきました。


ボンネットの…

矢印部分と…

トランクの、矢印部分。

開閉の支点となるヒンジを
小さな金属ねじで留めてあるんですが
そのねじ上の塗装が、浮いて
きてしまいました。

温度変化で、ねじと塗装の間が
剥離しちゃったんだと思うんです。


ボディ側は、ねじの上から
粘土が多めに盛れているので
問題ありません。

同様の構造を持つ
左右ドアの場合は、
ねじ留め部をアルミ板で
覆った上から粘土を盛っているため
こちらも、問題ありませんでした。

ボンネットとトランクのフードは
とても薄いため、ねじの上に盛れる
粘土の厚みが限られてしまっている
ことが原因と思われます。


どうしようか…と思ったんですが
やっぱり一度、塗装を掘って
ねじを取り出すしかないですね。

そして、ねじの代わりに
ハンドルを取り付けるときに
使った、金属を固めるための
2液混合型接着剤を流し込むのが
いいんじゃないかと。

アレなら、一度固まってしまえば
熱による変化はしないでしょうし、
かなりの剛性が確保できることも
実証できています。

粘土だけではなく
いろいろな素材を組み合わせる
ことで、こういうことが起こるんですね。

可動部を設ける難しさ
改めて痛感しています。

でも、納品前にわかってよかったです。

冬の寒さは耐えられたので、
今度は、夏の暑さも耐えられる
ように改良すれば、長く楽しんで
頂ける彫刻になるはず。

改良、がんばります!

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