のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●久しぶり、CR-X!2015年04月17日 22:50

久しぶり、CR-X!


おれCR-X、没後17年。

FTOが来る前は、おれが
とひろを乗せて、走っていたんだ。

軽快に楽しく走れるって
評判だったんだが
ちょっと心臓が悪くて、な…。


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わたし、今乗っているFTOは
2台目の車です。

免許を取って初めて乗った車は
CR-Xでした。

画像が荒くて、すみません。
これ、まだデジカメが無い時代の
写真です…。

EF型のCR-X。
2代目、ですね。
中古で購入しました。

CR-Xには、大きく分けて
3つのグレードがありました。

1.5X、Si、SiRです。

Siは、ホンダ伝統のスポーツエンジンを
搭載した、元気なモデルです。

そしてSiRは、初めて実用化された
「VTEC」エンジンを搭載した車でした。

軽量なボディに、強力なエンジン。
今でも人気のあるグレードです。

で、1.5Xは、一般向けモデル。
通勤にお買い物に、気軽に使える
モデルです。


で、わたしのCR-Xは、1.5X。
普通の車でした。
オートマでしたし、ね。

正直、エンジンのパワーは
全然無かったので、
加速感もそれほどではないし、
上り坂では、明らかに失速しました。

しかも、タイヤが細かったので
速度が高いと、コーナーで
粘ってくれず、頼りない印象でした。

でも、一般的な速度域では
とっても軽快に、楽しく走れる車でした。

だからこそ、もうちょっと
何とかならないか?…と思って
まずは、タイヤとホイールを
換えてみたんです。

写真の白いホイール、
「無限 MR-5」という銘柄です。
中古ホイール屋で、買いました。
ちょうど、わたしの型のCR-Xに
履けるのが、売っていたんです。

これを履いたら、急に車が
シャキッとしました。

詳しい数値は忘れちゃいましたが、
明らかに、タイヤが太くなりました。

だから、コーナーでの姿勢も、
安定するようになりました。

運転する楽しみがさらに増したら、
他にも、何かやりたくなっちゃって。
次に、ダウンスプリングを入れました。

RS-Rの…だったと思います。

ホイールを履き替えるのって
わりあい一般的ですから、
わたしの、初めての改造は
車高を落としたことだったんだと
思います。

スプリング本体が4万円くらい。

で、工賃も同じくらい取られたので
何も知らなかった当時は
びっくりしました。

でも、車高が低くなったら、
さらにカッコよくなったし、
走りにも磨きがかかった気がしました。

その後は。

内装を、赤く塗ってみたり。

ステアリングを換えたり。

いつも車のことばかり考えていて
楽しかった…!


…でも、手放したんですけど。

結局、エンジンの弱さが
どうにもならなかったんです。

弱さ、っていう言葉、
馬力が無い、非力、という
意味だけじゃなくて。

…本当に、弱かったんです。

標高の高い山を登ると
途中から、息継ぎしてしまう。

碓氷峠を登るときなんて、
軽自動車にさえ、抜かれる始末。

そして、夏の暑い日には
信号待ちで、エンジンが止まっちゃう。
再始動すると、何とか復帰するんですが
これ、かからなくなったら
どうすりゃあいいの…?
という不安が、常にありました。

何でこんなことが起こったか、というと
1.5Xに積まれていたエンジンは、
燃料供給方式が、キャブレター式
だったから。

現代の車は、全て
コンピューター制御式です。

どんな環境でも、適切にエンジンが
動くように、全自動で調整されます。

でも、キャブレター式の場合
気圧の変化、気温の変化に応じて
調整をしてやらなくちゃならない。

ただ、純正のキャブレターですから
そんなことしなくても良いくらいの
マージンはあるはずなのになぁ…。

実際、ホンダに問い合わせても、
大丈夫だけど…?なんて回答だし。

そんな感じで、何も手の打てないまま
乗っていたんですけどね、
ある夏の日、出かけようと思ったら
エンジン、かからなくなっちゃった。

それで、修理に出そうとしたら
キャブレター新品交換、40万円以上
かかるよ、といわれて。

あ、これは無理だ、と。

だってCR-X自体、40万円くらいで
買ったんですもん。

それで、買い替えが現実的になったので
当時、母が三菱車に乗っていた縁もあって
FTOに辿り着いたんです。

CR-Xの軽快なところは
気に入っていたので、
やっぱり軽快な車に乗りたい。

でも、エンジンの弱さには
本当に懲りたので、
信頼性と馬力を兼ね備えた
強力なエンジンが良い!

FTOは、両方を兼ね備えていました。
それで、決めたんです。


あのタイミングで買い換えたの、
良かったと思っています。

FTO、無事17歳を迎えましたし。


ただ一点だけ、釈然としないことが。

わたしがFTO乗り始めて、しばらく後に
三菱の、リコール隠し問題が発覚しました。

リコールを隠したのは、三菱が悪い。
それは、やってはいけないことです。

三菱車、堰が切れたかのように
たくさんのリコールが発表されました。

でも。

覚えてる方、いらっしゃると思うんですが
そのタイミングで、他自動車メーカーも
ものすごい数のリコールを
まとめて発表したんです。

たまたま、タイミングが被っただけ?

それとも、他メーカーも隠し…??


…真相は分からないですが。

実は、そのタイミングで発表された
リコールの中に、わたしが乗っていた
CR-Xの、キャブレターに関するものが
あったんですよね。

修理費40万越えを提示された、
アレ、だと思われます…。


今となっては、どうでもいいことですが
あのリコール隠し騒ぎで、三菱だけでなく
他メーカーの襟も正されたのは
確かなんじゃないか、と思うんです。

だから。

そろそろ三菱、リコール問題の呪縛から
解放されても良いんじゃないかなぁ、と
切に、願っています。

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