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ぼくFTO、17歳。


新しいもん好きより。

人と同じもん好きより。

人と違うもん好きより。

気に入ったもん好きが、
一番、楽しいんだからね！


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って思いたい！

…という話です。


現代の日本車って、
当たり前ですけど、
車好きのために
作られているのでは
ありません。

一部の大都市を除けば、
車は生活必需品。
特に好きじゃなくたって、
車乗ってる人、います。

というより、圧倒的に
車に興味がないのに
車に乗ってる人の方が
多いんです。

洋服に興味がなくても、
みんな洋服着てるのと
一緒です。

その証拠に、ちょっと
窓から外を見てください。

車好きだったら、
絶対買わないような車
ばっかり走ってるでしょ？


メーカーは、
利益を上げるためには、
たくさん売らなくちゃならない。

たくさん売るためには、
よりたくさんの人を
取り込む必要がある。

そして、車を購入する
ほとんどの人が、
特に、車に興味を持っていない。
興味を持つつもりも無い。

ならば車に興味がない人が
欲しがる車を作ろう。

興味のない人が気にするのは、
ネガティブ要因。
つまり、

　壊れたらイヤ
　燃費が悪いのはイヤ
　乗り心地が悪いのはイヤ
　狭いのはイヤ
　人数乗れなきゃイヤ
　荷物詰めなきゃイヤ
　悪目立ちするのはイヤ
　維持費がかかるのはイヤ

そういう、ネガティブ要因を
潰すことで産まれた車が、
車に興味がない人に
売れる車なんです。

　すっごいパワーありますよ！
　軽快に気持ちよく運転できますよ！

なんてポジティブ要因は、
車に興味のない人には
どうでもいいんです。


そんなわけで。
今日も窓の外を見れば、
空気のような車ばかり
走っています。

これからもきっと、
増えていくんです。

メーカーが悪い、とは
言い切れないですよね。

この現状って、
大多数の方の思いが
実を結んだ結果、なんですもん。


100万も200万もお金を出して
買うものですよ？

積極的に、気に入ったものを
選んでみませんか？

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