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ぼくFTO、17歳。

やっと、退院できるよ！

入院したときには、
3気筒になってたエンジンも
6発全て、復活だ！

明日の午前に迎えが来るよ！

走って帰るのは、ぼくだけど。


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今日連絡がありました。
FTO、完全復活です！

エンジン、6気筒とも
全て復活しました！

サビの溶け込んだガソリンは、
奥の奥まで入り込んでいました。

でも、最後の砦が
良い仕事をしてくれたようです。

FTOの燃料系には、
下記、3つのフィルターが
装備されています。

　１．燃料ポンプのフィルター

　２．エンジンルーム内燃料フィルター

　３．インジェクター内フィルター

大きなサビは、１を通りません。
でも、細かいのは通っていきます。

エンジンルーム内にも
燃料用フィルタがありますが、
これさえも通過していたのは、
前回の状況確認でわかっていました。

残るは、インジェクター内のフィルター。

インジェクターは、ガソリンを
霧状にしてエンジンの中に吹く装置。

今回は、このインジェクターが
詰まって、燃料が吹けなくなったために
エンジンが3気筒、死んでしまったんです。

インジェクターは、高圧をかけて
霧を作る、非常に精密で繊細な部品です。

詰まってしまったら、買い替えになる。
そしたら一気に、修理費8万円プラス！

そりゃあ勘弁してもらえないだろうか…。
でも、原因はわたしの維持管理不足だから
仕方がないか…。

…というわたしの心境を、工場の親方が
察してくださったのでしょう、交換ではなく
分解清掃でどうにかならないか
試して下さった。

結果、詰まっていたのは、インジェクターの
霧を作る部分ではなくて、その手前にある
フィルターだった、とのこと。

なので、そのフィルターを洗浄、
さらに周辺のパッキン類を
新品交換して頂きました。

昨日直って、じっくりテスト走行。
以前の、パワフルなFTOが
戻ってきた、とのこと！


良かったわー！
やっと復活です！

良い工場にお任せ出来たのが、良かった！

ちなみにわたしがお世話になっている
工場は、個人の認証工場です。

親方は、トヨタ系に伝があるそうですが、
どのメーカーでも何でも来い！だそうです。

実際、70年代のコルベットやら、
TVRキミーラも置いてありました。

さらに、半分レース屋さんだったりします。
KP61という型のスターレットを
部品が何も付いていない状態まで戻して、
補強などを施しながら、レースカーを
作ったりしています。

だから、技術も確かです。
そして、工賃が良心的。

今回かかった費用は、24万8000円。

でもその内、結局15万円以上が、
三菱純正の部品代です。

さらにそれ以外に、油脂類などの
交換、それと、ガソリン給油。

それらを引いた純粋な工賃、
おいくらだろう…。

作業内容を考えると、
通常の相場では考えられない
リーズナブルな価格です。


絶対値としての金額は、
やっぱり痛いですよ。
でも、あれほどの重体を
この金額で直してくださったのなら
納得！大満足です！


あー、やっと乗れます！

まさに昨日、夢にまで見て
足をつったばかり。

明日が楽しみだ！

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