のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●FTOの吸気系2014年07月09日 23:50

FTOの吸気系


※ちょっと専門用語が多めの記事です。
  とっつきにくくて、ごめんなさい。

昨日、FTOの排気系について
記事を書いてみました。

排気書いたら、吸気も書かなくちゃ
中途半端で、気持ち悪いですよね。
なので、今日はFTOの吸気系の話を。

吸気系も、パーツをとっかえひっかえ試して
現在に至っています。こんな感じです。

純正エアクリーナー +
純正樹脂吸気管
  ↓
HKSスーパーパワーフロー +
純正樹脂吸気管
  ↓
HKSスーパーパワーフロー +
ARCインテークチャンバ
  ↓
ARCインダクションボックス +
ARCインテークチャンバ
  ↓
K&Nフィルターハイパーチャージャー +
ARCインテークチャンバ
  ↓
K&Nフィルターハイパーチャージャー +
ワンオフアルミ吸気管

最初につけたのは、
「HKSスーパーパワーフロー」。
当時は「毒キノコ」なんて愛称で呼ばれてました。
これをつけると、エンジンが空気を吸ってる音が
聞こえるようになります。
アクセル踏むと「シューッ」と。
雰囲気はありますし、高回転ではパワーが出ます。
でも、日常の運転しやすさは、結構損なわれます。

なので、それを補うべく導入したのが
「ARCインテークチャンバ」。
これは、エアクリーナーからエンジンまでの間に
チャンバ(膨張室)を設けて、空気の充填効率を
あげよう、というパーツ。
これを付けたら、日常の使い勝手が
戻ってきました。もちろん高回転も良かった。

それで、ARCの部品はそんなにいいのか!と
導入したのが「ARCインダクションボックス」。
これは、エアクリーナーをアルミ箱で
覆ったもので、吸気温度を上げることなく、
エンジンまで導ける、というもの。
吸気の温度は、低ければ低いほど、
パワーにも燃費にも、良いんです。
この組み合わせは、日常の使い勝手と
高回転のパワーを両立していました。
ただ、吸気音の派手さは、身を潜めました。
結構気に入って、長い間使っていました。

でも、フィルターが汚れてしまったので
交換しようとしたら、既に替えフィルターが
手に入らない状況に。それで導入したのが
「K&Nフィルターハイパーチャージャー」。
これは、「毒キノコ」のような、俗に言う
「むき出しエアクリ」に分類されるものですが、
周りの温度に干渉されないように
覆いをかぶっていたり、フィルターが何度も
洗って利用できたりする優れもの。
日常の使い勝手も損なわれず、パワーも出て、
さらに吸気音もいい感じ。
これがベストの組み合わせかも!と思いました。

でもその後、ARCインテークチャンバに
穴が開いちゃったんです。
バッテリーを留める鉄の支柱が干渉して、
アルミのインテークチャンバを彫って
穴を空けたようです。
止まってるときは干渉してないんですが、
走行時、エンジンが揺れたときに、
キツツキのように、突っついていたみたい。

ちょうどこの頃、わたしのFTOに対する
考え方が
 「行けるところまで行ってしまおう」
という方向に舵を切り始めたところでした。
なので、バッテリーを車内に入れて、
余った空間を、贅沢に吸気に利用しようと思いました。
エンジンから出来るだけ離して熱害を防ぎ、
冷たい空気を効率よく導けるような経路。
実現するために、初めてワンオフ
(オーダーメイド)をしました。
このワンオフは大成功でした。
気のせいや思い込みでない、体感できる
違いがありました。

…この組み合わせで、現在に至っています。
写真も、今の状態です。

排気系のときもそうですが、なんだか
いろいろなものを試しすぎて、結構な
お金と時間が流れてしまった気がします。

でもその都度、楽しかったんですよね。
やってみないとわからないこと、ありますもん。
経験したからこそ、この記事も書けたんですしね。

よく言われる言葉に

 「車の改造を突き詰めると、結局は
  ノーマルが一番良いことに気づく」

なんてのがあります。

そうなのかもしれません。
でも、その言葉を鵜呑みにして何もしないのと、
本当にそうなのか確かめてみるのでは、
たとえ、行き着いた結果が同じだとしても、
結果以外に得るものには大きな違いが出ます。

趣味なんて、結果を楽しむものじゃなくて、
「経過」を楽しむものですから。
ご近所さんや他人にご迷惑をかけないように
することだけ肝に銘じておけば、
あとは、面白がったもん勝ち、ですよ。



…ちなみに。
車でチャンバといえば「膨張室」ですが、
「キャプテン翼」でチャンバといえば
「ばあちゃん」のことらしいですよ。

♪アイツのうわさで チャンバも走る~

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