のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●兄弟たちが、次々と…!2015年09月08日 22:00



ぼくFTO、18歳!

38,027人いた、ぼくの兄弟たち。

まだ、1万人くらいは
元気にしてると思ってたのに…?!

もう、2,714人しかいないらしい…。

マジデスカ…。


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…ということなんだそうです。

このブログや、SNSで
お世話になっている方に教えて頂いた
情報を基に、調べてみて分かりました。

この数字は、登録台数らしいので、
車検がとってあって、走行できる状態に
なっている個体数です。

もしかしたら、車検が切れた状態で
中古車屋さんに、ストックされてることも
あるかもしれないから…

…いや、あったとしても
大きく、台数を上乗せできる程では
ないだろうなぁ…。


8月中旬ごろ、2年ぶりに
自分以外のFTOを見ました。

もう近所では、乗ってる人
居ないんだろうなぁ、くらいに
思っていたんですけど、
そんなどころの話じゃあ、なかった…!

この間見たFTOもそうですが、
現在も乗っている方って、
しっかりメンテナンスして
外装もきれいに、維持なさってます。

でも、車種自体がマイナーだし
なんというか、人気車種の影に
追いやられてしまったんですね…。
なにより知名度が、低すぎる。


ちなみに、今でも人気があったり
名車とされる車、FTOより古くても
残存数が多かったりします。

そういえば、以前このブログでも
ご紹介した、いすゞ 117クーペ。

一番古かったら、1968年製。
最新型だったとしても、1981年製。

もう、34年~47年経っているこの車、
まだ、2,139台も、残っているようです。

日本の自動車黎明期の
いすゞの名車、とされていますから
数字にも、表れているんだと思います。

もう来年には、FTOと
残存数、逆転しちゃいそうだ…。

FTO、とってもいい車ですよ。

90年代も中盤に差し掛かって、
自動車の技術、特に信頼性については
現代並みの水準に近づいた頃に
作られた車です。

事実わたしのFTO、18歳になりましたが
わたしがやらかしてしまった以外で
故障したこと、一度もありません。

そして、これからの車には
おそらくは二度と採用されないであろう…

2000ccなのにV6エンジン、という
超贅沢仕様です。

もちろん燃費効率、という面では
現代の車には劣ります。

でも、楽しさで言ったら
間違いなく、現在新車販売されている
ほとんどの日本車に、勝っているでしょう。


車の技術、どんどん進歩しています。
ここ10年の、特に環境関連の
技術革新、目を見張りますね。

そして、速さに直結する技術革新だって
衰えていません。

ドイツの有名サーキット
ニュルブルクリンクのコースレコード、
今でも頻繁に、更新されています。

だから、新しい車ってのは
やっぱり、凄いんです。


…でも。

楽しさが、進歩しているかというと…?

いろいろな環境技術、安全技術を
盛り込むが故に、車のサイズは
どんどん大きく、重くなっていきます。

昔の車が持っていた軽快さを
素で備えた車、ほぼ絶滅です…。

そしてこれから先を予想しても
われわれが手に入れられる価格で
復活することは、難しそう。

もし、中古で車を探してる方
いらっしゃったら、一度FTOを
観て欲しいなぁ、と思います。

この間、製造から13年経過した車の
税金、引き上げられることになりました。

FTO、どの年式を購入しても
もれなく、引き上げ対象です。

維持するための負担、
さらに、大きくなってしまいました。

でもこのまま、物理的に
消滅してしまうのは、残念ですよ…。


一人でも多くの方が、
FTOの魅力に気づいて、
新しいオーナーになって下さったら
良いなぁ!…と思います。

そして、とりあえずわたしは、
わたしのFTOを、長生きさせます!

●シビックタイプRが…!2015年06月21日 22:15



おれCR-X、没後17年。

ホンダタイプR、久々の復活…!

次期シビックタイプRの
日本販売が、正式に決定だ!

…でも。

600万って!

そりゃあ、いくらなんでも…。
おれの兄弟、だったんだぜ…?

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次期シビックタイプR、
日本でもこの秋、販売されることが
決定したそうです。

世界最高峰のサーキットとして名高い、
ニュルブルクリンクで、FF車としては
世界最速のタイムを記録したんだそう。


先日、彫刻でも作成した、
初代シビック。

「シビック」は「市民」の意味。
1972年に登場して以降
世界中で愛された、大衆車です。

ちなみに、わたしが以前乗っていた
CR-X。

これは、4代目シビックの
姉妹車なんです。

前からの見た目は、ほとんど一緒。
車両後半は、CR-Xの方が
緩やかに下がっていく感じです。


シビックに、初めてタイプRが
設定されたのは、6代目のとき。
1997年です。

ちょうど、CR-Xが致命的に故障して、
次の車を探していた頃に、
もうすぐ出るぞ、と噂になっていました。

でも、待ちきれなくて、
…というより、FTOに一目ぼれしたので
買っちゃいました。

その後、会社の同僚が
初代シビックタイプR、購入したので
乗せてもらったことがあるんです。

そりゃあもう、凄かった!
FTOより、400ccも排気量が
小さいとは、とても思えない…!

ノーマル同士だったら、FTOでも
なんとかなるだろうか…?

でも、チューンド同士だったら、
完全に負けちゃうだろうな。

だって、パーツの数と
チューニングのノウハウが
段違い、ですもん。


その3年後、FTOは
消滅しちゃいました…。

でも、シビックタイプRは
代を重ねて、今年の秋、
4代目が登場します。


ホンダ タイプRといえば、
高回転までよどみなく回る
NAエンジンが特徴でした。

でも、今回のタイプRは、
初のターボエンジン搭載。
310馬力の高出力です。

この出力は、過去最高値。
NSXタイプRより、上ですよ!
シビック = 市民、なのに。

新しいシビックタイプRは、
イギリスで生産されるそう。
逆輸入車扱い、です。

そんなこんなで、
新しいシビックタイプR、
イギリスでの価格が、588万円!

日本に逆輸入されるときも、
おそらくは、同じくらいの
価格になるんじゃないか、とのこと。

諸費用込みで、
600万円超えの、シビックか…。


正直なところ、
今回の、シビックタイプR。

とっても楽しみなのは確かですが、
とっても捉えどころがない車のような
気もしてしまいます。

FFで世界最速、と言いますが、
そんな、メーカーがアピールのために
無理矢理作ったような枠組み、
あんまり、興味ないんだよなぁ…。

それに、600万円出すんだったら
ランエボ・インプレッサ買っても
お釣が来ちゃう。
そして4WDだから、間違いなく速いし。

なんだったら、中古であれば
GT-Rだって買えちゃう。

速さではなくて、運転が
楽しい車、という切り口で
考えたら、ポルシェ・ボクスターだって、
価格的には、射程距離に入ってきます。


うーん…。

ホンダの意図するところは、
どこにあるんだろう…?

ランエボ・インプレッサに
匹敵する速さと、
ポルシェ・ボクスターの楽しさを
兼ね備えているんだろうか?

それとも、特別なコレクターズ
アイテムとして、作ったんだろうか?

まだ、発売されていない今から
あれこれ詮索するもんでは
ないんだと思います。

でも、詮索したくなってしまう
魅力と話題性を持っているのは
確かです。

もう、一般市民が買える車では
無くなってしまいそうですが、
ホンダが作る、スポーツカーです。

きっと、想像もつかないような
研ぎ澄まされた車に
仕上がってくるんでしょう。

やっぱり期待、しています…!

●みんな乗ろう!2015年06月12日 22:25



Twitterで、ツイートを共有しやすく
するための、ハッシュタグに

 #みんなFTOに乗ろう

というのを発見したので。


良いのがあった!

みんな、乗ろう!

エンジン、丈夫でパワフルです!
自然吸気の2000ccV6エンジン。
ノーマルでも、200馬力出るよ!

塊感と、複雑なラインが
交錯したボディ。

かっこいいでしょう?

ここまでしなくても、
ノーマルの車重は、1,170kg
十分、ライトウェイトだよ!

トランクも、しっかり容量が
確保されているし、
もちろん、穴が開いているから
長尺物も、しっかり入る!


一番古いのは、1994年式。
一番新しくて、2000年式。

もう、15~21年前の車です。

でも、1990年代って、
自動車の開発・量産技術が
しっかり確立した後の時代です。

一部車種を除けば、致命的な
弱点なんて、ほとんどありません。

FTOも、もう17年乗っていますが、
この部分、何度も壊れたぞ!
…的な弱点には、いまだに
遭遇していません。

というか、今までを振り返ると、

 内装鉄板むき出しの車両を、
 直射日光に当てた状態で
 1年半、ガソリン入れたまま放置して
 燃料タンクがさびた

という故障しか起きていません。
しかもこれ、わたしが悪いんですし…。


FTO、本当に
全然見かけなくなってしまった。

わたし、自分以外のFTOを見たの、
もう一年以上前なんです。

みんな、乗ろう!

●計り知れないこだわり2015年06月10日 21:00



ここ数日、ランチに
贅沢し過ぎてしまった…。

なので今日は、
冷凍食品でいいか。

で。

これなんですけどね。

調理時間が書いてあるんですが、
なんだか、細かすぎる
気がしません?

3分50秒とか、8分40秒とか
7分20秒とか。

30秒刻みで、いいような
気がするんです。

4分のうちの10秒なんて、
誤差みたいなもんでしょう?


というか、うちの電子レンジ。

5分過ぎると、30秒刻みでしか
時間指定できなくなります。

スボラです。

でも、そんなズボラの方が、
自然な気がします。


冷凍食品製造元、
こだわってるんだなぁ…!

●クーペって、何?2015年06月01日 22:30



ぼくFTO、17歳。

4ドアクーペって、なんだよ!

あんなの、まがいもんだよ!!


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この頃、特にドイツ車で
流行っていますよね。

4ドアクーペ、と称される
カテゴリーの車。

メルセデスの、CLS。
BMWの、グランクーペ。
アウディの、奇数番号の4ドア車。

基本的には、
4ドアセダンなんですよね。

でも、車の後端が
下がり気味のデザインで、
なんだかちょっと、カッコいいぞ、
的な感じみたいです。

メルセデスのCLSは、
車全体を、専用デザインにしているので
滑らかに流れるような雰囲気が
確かにこれは、セダンよりも
カッコいいぞ!と思わせます。

でも、BMWとアウディのは、
4ドアセダンの後ろだけ
ちょこっとデザインを変えた感じなので、
大して驚きを感じないし、
かえって繋がりが不自然で、
不恰好なんじゃないかと
思えてしまう…。

もちろん、見た目の主観なんて
人それぞれですから、
わたしの個人的な意見ですけど。


でも、そもそもクーペって、
何なんでしょう?

どうやら語源は、馬車から
来てるんだそうです。

2ドアで、4人乗れる馬車を
「Coupe(クーペ)」と呼んだのが始まり。

フランス語、なんだそうですよ。

これが、車にもそのまま当てはめられて
「2ドアの箱型自動車」のことを、
クーペ、と呼ぶようになったんです。


で、実はこの定義を当てはめると、
クーペに属す車って、
意外と少ないんです。

というのは、
「2ドアの箱型自動車」って、
「2ドアで、トランクが独立してる車」を
意味するから。

たとえばわたしの、FTO。

これは、クーペなんです。

2ドアで、トランクが独立してます。


でも、以前乗っていたCR-X。

こちらは、トランクが独立していません。
トランクを開けようとすると、
リアウィンドウも、一緒に開きます。

CR-Xは「2ドアハッチバック」です。

実は、スープラ・セリカ・フェアレディZ・
インテグラ・シビック・GTO・RX-7などの
有名スポーツカーは、すべて
2ドアハッチバックです。

クーペに属すのは、
MR2・レビン&トレノ・
2ドアのスカイライン・シルビア・
NSX・プレリュード、などでしょうか。

思ったほど、多くないんです。

しかも、国産の現行車種に限れば、
86&BRZ・レクサスRC・GT-Rの
3車種しかない…。

本物のクーペ市場、
完全に冷え切ってるみたいです…。


でも、本気で走るのなら、
やっぱり、クーペの形が
一番適しているんですよ。

車が走行するときには、
路面にしっかりと力を伝えるために、
そして、路面からの力を受け止めたり
いなしたり出来るように、
ボディーが強くなければなりません。

ボディ剛性、というヤツですね。

ボディ剛性がない車は、
しっかり走ることが出来ません。

で、このボディ剛性を強くするためには
確かに、ボディ製作に使う素材や、
補強の通し方も、大切です。

でも、やっぱりボディの形自体が
一番重要なんです。

出来る限り開口部の
面積が少ない形。

そんな形の車は、ボディ剛性を
高めやすいんです。


4ドアの車だと、ボディーの側面に
ドア用の大穴が4つも開きます。

でも、2ドアならば、2つで済みます。

そして、ハッチバック車の場合、
屋根後端から、車の後端にかけて
大穴が開いてしまう。

トランク式ならば、開口面積を
トランクのふたの箇所だけに
留めることが出来ます。

…ということから、理想的な
強いボディを作るのに、
一番適したのがクーペ、なんです。


でも、実用性は乏しいんですよね。
ドア2枚だから、4人乗りの場合
乗り降りが不便だし、トランク狭いし。

だから、衰退しちゃったんだろうなぁ…。

それで、実用性を兼ね備えた
「4ドアクーペ」というわけか…。


お客様のニーズを汲み取って
形にするのって、
とても大切なことです。

でも、その道のプロならば
お客様が思いもつかないものを
提案して、驚かせてこそ!

わたしはそちらに、期待したいなぁ…。

●なんだか申し訳ない…2015年05月31日 21:40



今日、駐車場で作業していたら
信号待ちのタクシーのおっちゃんに

 あんちゃん、それポルシェかい?!

って驚かれたんです。

…わたしだって驚きましたよ。

突然話しかけられることは、
スーパーなどで結構良くあるので
気にならないんですけど。

ポルシェじゃないし、
なによりわたし、あんちゃんに見えるか…?

どちらかというと、おっちゃんと同じくらい
おっちゃんな気がするんだけど。

なかなか、若づくりなんだろうか?
いやいや、そんなことは…

…なんて思ってるうちに、信号が青になって
タクシーのおっちゃん、行っちゃった。

なんだか、申し訳ないこと
しちゃったねぇ…。

●オーナーと繋がりたい2015年05月30日 22:15



Twitterで、ツイートを共有しやすく
するための、ハッシュタグに

 #FTOオーナーと繋がりたい

というのを発見したので。


こんなハッシュタグが、あったとは!

FTOの総販売台数は
38,028台です。

1994年10月販売開始だから、
最年長はもうすぐ、21歳だ。

わたしのFTOは、8月で18歳です。

今、現存している台数は、
どのくらいあるんだろうか?

どうやら普通は、10年も
同じ車に乗っているの、
あり得ないそうですよ。

んなわけないだろう!

…と思って近所を見回すと、
確かに、そうなんだよなぁ…。

10年過ぎた車に乗ってるの、
わたしと、ご近所の老夫婦くらい。

ということは、FTO
もう、現存1万台は、間違いなく
きってるだろうな…。


そういえば、13年落ちの車は
自動車税がさらに増税される、なんて
ニュースが飛び込んできました。

古い車、どんどん
悪者にされますね。

古い車に乗っている人って、
車をとても大事にしています。

そんな車が走っているの、
とてもいい雰囲気です。

日本の車文化の、歩みと成熟。

新旧の車が、入り乱れて
走っている景色からは、
そんなことが感じられます。

素晴らしいと思うんですが。

メーカーは、新車が売れる
きっかけになるから、
嬉しいんだろうか。

先人が作った、まだ走る車が
公道から追いやられていくの、
だまって見ているんだろうか。

それはちょっと、違うんじゃないかなぁ…。

ホンダは、1990年に販売開始した
NSXに、メーカーで新車に近い状態まで戻す
リフレッシュプランを用意して、
今でも、実施しています。

もう、25年経つ車が、
メーカーの確かな技術によって
新車に蘇る。

素晴らしいサポートです。

もちろんNSXは、1,000万円を超えるような
特別な車だから、ということなんでしょう。

それを、過去に販売された車種
全てでやれ!…なんてのは無茶な話です。

でも他メーカーにも、もっと広がっていい
動きだと思うんです。


現代の車って、当たり前の
消耗品さえ交換していれば、
20万kmくらい、余裕で走るそうですよ。

1年、1万km走るとしても、
20年は持つんです。

そんな車を、13年で買い替えることが
本当に、正義なんだろうか?


中古車市場だって
大変ですよね。

13年過ぎた古い車、
熱狂的なファンがいる車種以外、
ゴミ扱いされちゃいますよ、きっと。

中古車市場って、とても重要な
リサイクルの片翼、だと思います。

片翼が折れちゃったら、墜落です。
廃車が積み上がって、
山になっちゃいます…。

…政府もそうですが。

もうちょっと、メーカーが
自分たちの作った、過去の車を
大事に考えてくれないもんだろうか…。

●歯切れが良い…!2015年05月18日 22:15



ぼくFTO、17歳。

暑い日、部屋の窓を開けてると
遠くから、良い音させて
車が近づいてくる。

お、何だろ?!
と思って、窓から顔を出すと
大抵、軽トラ。

…そんな季節、だね!


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…そんなこと、ありませんか?

群馬だからかなぁ…?


わたしは、高回転まで回る
甲高いエンジン音が好きです。

だけど、そういう音って、
一般道だと、それほど
耳にする機会、ないんですよね。

でもわたしは、そういう機会に
恵まれて(?)いるような気がします。


うちの前の道、結構
車の通りが激しいんです。

そして、信号が近いんです。

だから、信号が黄色に
変わったときに、頑張って
飛び込んでくる車が、結構います。

排気量の大きな車や、
ターボ車であれば、
余裕で間に合います。

でも、排気量の小さな
自然吸気の車だと、
一生懸命エンジンを回さないと
信号に間に合わない。

それで、急に勇ましい音が
するんです。


特に、軽トラって
とても良い音を出すんですよ。

マフラーからの音だけじゃなくて、
遮音材が少ないからか、
エンジン自体の音も聞こえるんです。

それらが混ざったときに、
とても歯切れの良い、
高回転まで回る
メカニカルにチューニングされた
エンジンのような音がします。


だから、

 凄いのが来たぞ…!

と思って、窓から顔を出すと、
農家のおっちゃんが、
かっ飛ばしてるんです。

で、なぁんだ…。
なんて思っていたのは、昔の話。

なんだか今は、
もしセカンドカーを持つことが出来たら
軽トラという選択、良いんじゃないのか?
と思うようになりました。

しっかり走るし、物は積めるし。
小回りだって利きます。
軽いから、燃費だって良いんです。

そして、二人乗りですし、ね。
FTOの2倍も、
人が乗れちゃうなんて…!

長い年月、実用品として
使い倒されながら、
改良されてきたからこその、
完成された機能美があります。

そして、回せばあの音!
…ですし。

魅力的な車だよなぁ…。


あ、せっかくなので
わたしのFTOの音も、ご紹介します。



甲高い感じで、
なかなか良い音だと思うんです。

エンジンが回りきる直前に
パワステベルトが切れちゃって、
ちょっと中途半端な感じですけど…。


もう少し、エンジンを慣らしたら
また、リミッターまで回した音、
録音してみようかな…!

●白・黒、灰色2015年05月17日 22:15



この間、Twitterでも話題になっていて

燃費課税なんてしらねぇよ
乗りたい車を挙げてこうぜ

…なんていう、ハッシュタグも
出来ていました。


燃費課税、検討されているそうです。

車種毎の燃費によって、
課税率が変わるんだそう。


意図としては、おそらく
税収を上げることと、
新車購買意欲を高めることが
狙いなんでしょう。


ちなみに、わたしのFTO。

燃費だけは、良いんですよ。

ノーマルよりも200kg軽く
なっていて、馬力はそれほど
あげていないから。

でも、わたしのFTO、ではなくて
車種としてのFTOで
課税されるんでしょうから、
まあまあ高そうな
課税率になりそうです。


燃費が良い車で省資源を!

という考え方は、良く理解できます。
省資源は、大正義ですから。


でも、「エコ」を考えるなら
根本になくてはならないのって

 もったいない

っていう感覚、だと思うんです。

 ていねいに、長く使う。
 壊れたら、修理して使う。

それが、エコの本質だと
わたしは考えています。


ただ、そればかりだと
エコロジー(環境保全)の方は
上手くいっても、
エコノミー(経済活動)の方が、
立ち行かなくなってしまう。

だから新車に買い替えを!
…ということなんでしょう。


でも、

 新しい、燃費のいい車に
 乗り換えれば、その時点から
 エコだよ!

というのは、正確じゃない。

新しい車を作るのには
材料と、エネルギーが要ります。

車を作る過程で、莫大な消費が
発生するんです。

その消費分を、日々の燃費の良さで
払いきった後からが、
本当のエコカー生活、な訳です。

結構、時間がかかりそうです。
車にもよるでしょうが、
車検、2回受けたくらいじゃあ
取り返せないんじゃないかなぁ?

だから、エコカーに乗り換える
ことが、すぐにエコに直結する
とは限らない。

やっぱり、大切に長く乗ることを
考えなくちゃ、本当の意味での
エコは、実現できません。


でもわたしは、経済と環境の
バランスって、綱渡りのように
ふらふらしながらとっていくしか
無いんだろうな、とも思うんです。

 白黒はっきりつけます!

…っていうのは、もちろん理想ですが
現実的には、とても難しい。

灰色の部分の「濃さ」を調整して
バランスさせていく実務感覚だって
重要だと思うんです。

白黒はっきりつけられる問題なんて
逆に、そうそう無いでしょう?

未だに解決出来ない問題っていうのは
それが出来ないから、
解決が出来てない訳ですし。


だから、燃費課税検討の件も
いろいろな事情を勘案して、
灰色の「濃さ」を調整してる
最中なんだ、と考えると、個人的には
結果を受け入れるしかないなぁ、と
思っています。


ただ、ちょっと気になるのが
正義の気取り方。

なんとなく、

 燃費の良い新車は正義!
 燃費の悪い旧車は悪!

という意識を、醸成しようと
しているでしょう?

これは、ダメですよね。
事実と、違いますもん。

新車は、燃費が良くたって
新しく作るのに、莫大なエネルギーを
消費するわけですし。

旧車は、燃費は悪いけれど
新造すると発生する莫大なエネルギーが
発生しないわけですから。

どちらにも、一長一短、あるんです。

どちらかが一方的に正義だ、悪だ
という話では、ありません。

自分の正義を証明するために、
居もしない悪者を作りだすようなヤツが、
正義であるはず、無いでしょう?

「灰色」の濃さを、どういう意図で
調整したのか。

説明して広める価値、
十分にあると思うんです。

●FTOのブラックホール2015年04月22日 22:30

FTOのブラックホール


ぼくFTO、17歳。

ぼくの内装は、ほとんど
はがされてしまってるから、
床は、鉄板一枚なんだ。

ゴムキャップを取れば
そこは、地面なんだよ…!

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過去、助手席があった場所。

黒いゴムキャップが
数箇所、見えます。

たとえば、ここ。

こんな感じのキャップが。

外すと、ブラックホール。

…というか。

すぐ地面、なんです。

厚さ数ミリの鉄板を境にして
直下に地面があります。

走ったら、小石を跳ねる音が
うるさいわけだ。

ちなみに、何でこんな穴が
あいているかというと。

排水のため、なんだそうです。
水浸しになったときに、
水が抜けるように。

いつ使うんだろう?
水没した場合、とか…?


実は以前、このゴムキャップが
走行中に吹き飛んで、
えらい目に遭ったことがあります。

おそらく、走行中に跳ねた
大き目の石が、ゴムキャップを
下から、いい具合に突き上げたんでしょう。

急に、ボン!…という音がして、
その直後から、ジャラジャラ音が。

何事か?!
エンジンが壊れたか?!

…と思ってキョロキョロしたら、
助手席の床から、大量の砂利が
車内に侵入しているの発見。

車を路肩に寄せて、
トランクの中まで吹き飛んでいた
ゴムキャップを回収。
取り付けて、事なきを得ました。

もちろん、カーペットさえ敷いてあれば、
キャップが飛ぶことは
無かったと思います。


いろんなことが、起きますね。

その都度、ものすごくびっくりします。

ノーマル車についている
一見意味のなさそうな部品に、
しっかりと意味があるということ。

外すことで、その分のリスクを
背負うことになるんだ、ということ。

いろいろなことに気づかされます。


車いじりを卒業した方の
有名な格言に、

 結局車は、ノーマルが一番!

っていうのがあります。

総合すれば、多分そうなんです。

でも。

何もしないで、言われたままに
ノーマルが一番だ、思い込むのと、
実際にいろいろ試してみて、
結果として、ノーマルの良さを
改めて認識するのでは、
得るものが、違うと思うんです。

やっぱり、価値があるのは
知識より、経験です。

わたしも、もしかしたらいつか
ノーマルが一番!…と実感する時が
くるのかも知れない。

そうなったとしても、今やっていることは
間違いなく、価値のある経験になると
思っています。


のらみゃんとひろのそうさくこうぼう