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●実はすごい!MVIC2017年08月11日 22:15



今日は、ちょっと気合を入れて
FTOのエンジンのお話を。

何に気合を入れたか、というと
パソコンで2つ、図を作ったんです!

…それだけ、なんですけどね。
説明も、がんばりまーす!


FTOは、1990年代に生産されていた
NAエンジンの、スポーツカーです。

NAは「Natural Aspiration」の略。
自然吸気、という意味です。

NAエンジンは、
アクセルのふみ加減に
素直に反応して、とっても
運転が楽しいです。

反面、強制的に吸気させる
ターボエンジンに比べると、
大きなパワーが出しにくいんです。

仮に、高回転で大きなパワーが
出るようなエンジンを作ると、
弊害として、低回転でパワーが
出ない、使いにくいエンジンに
なっちゃったりして。

NAエンジンで、パワーを出しつつ
日常の使い勝手を確保するのって
とっても難しいことなんです。


…が!

その問題を解決したのが、
ホンダのVTEC(ブイテック)エンジン。

…簡単に説明すると。

低回転時に適した吸気方法と
高回転時に適した吸気方法の
2つを用意して、状況に応じて
切り替える仕組み。

この仕組みのおかげで、
日常の使い勝手は確保しつつ、
エンジンを回したときには
サーキット走行を、思いっきり
楽しめるような大パワーを
出すことができるようになりました。


なので、ホンダ以外のメーカーも
追って、この仕組みを開発したんです。

トヨタは「VVT-i」。

日産は「NVCS」。

そして三菱は「MIVEC(マイベック)」。

MIVECは…

 Mitsubishi
 Intelligent&Innovative
 Valve timing&lift
 Electronic
 Control system

の略。
日本語で言うところの
「可変バルブタイミング・リフト機構」です。

FTOには、この「MIVEC」が
搭載されたグレードがあって、
わたしのにも付いています。


…でも実は!

FTOのエンジンには、MIVECだけではなく
もうひとつ、あまり知られていない
更なる可変機構が、備わっているんです。

それが「MVIC」。

読み方はそのまま「エムブイアイシー」。

V6エンジンを積んだモデルなら
すべてのグレードに搭載されている
機構です。

どこに入っているかというと…

ここ。

エンジンを見たときに
おそらくは、真っ先に
目に飛び込んでくるんじゃないかと
思いますが、写真上側、
6本のパイプが一体化してるような
パーツ。

パーツ自体の名前は、
インテークマニフォールドと
サージタンク、なんですけど、
この中に、MVICが組み込まれて
いるんです。


ちなみに、このMVIC
いったい、何なのかというと。

「Mitsubishi Variable Induction Control」
の略で、日本語に直すと
「 吸気管可変制御」。

エンジンの回転に応じて
吸気の速度を変える
機構なんです。


人間でも、歩いてるときは、
呼吸、ゆっくりでいいですよね。
…というか、呼吸を意識する
必要もありません。

でも、走るとなったら
それなりに意識的に、リズム良く
すばやく呼吸する必要が
出てきます。


それと同じようなことを
MVICを使って、実現するんです。

具体的には、こんな感じ。

吸気管、2つのコースが
用意されています。

細い道を、遠回りして
エンジンに入っていくコースと、
広い道を近道するコース。

コースの分岐点にはバルブがあって
これを、モーターで回すことで
コースを変えるんです。


このMVICと、今回は簡単に説明した
三菱版VTECともいえる「MIVEC」を
組み合わせて…

FTOのエンジン、実は
回転数の変化に応じて
3段階で、性格を変えているんです。

…人間に例えるなら。

MVICで、呼吸の「速さ」を変えて、
MIVECで、呼吸の「深さ」を変える感じ。


そんな制御の変化、実はエンジン音にも
わかりやすく現れます。



こんな感じです。

FTO、排気音も素晴らしいですが
実は、エンジン音が魅力的!

運転していると、前から
こんな音が聞こえてくるんです。

楽しくなっちゃいますねぇ!


ちなみに。

動画を見て頂いたかたなら
お気づきかと思うんですが、
変化の、2段階目。

MVICが切り替わった段階での
音質の変化にびっくりします。

一気に、高音になるんです。

ただ、わたしのFTOの場合
MVICが切り替わった後、すぐに
MIVECも切り替わるので、
純粋に、MVICでの変化を楽しめるのは
たった、1500回転の間だけ。

もちろん、MIVECが
切り替わった音には
満足していますが、
MVICだけが切り替わった状態で
高音まで回した音、も
気になっちゃいます。

そんな音が楽しめるのが
MIVECが付いていない方の
V6エンジン。

MIVECに引っ掛けて
「NIVEC(無いベック)」なんて
呼ばれることもあるけれど、
純粋に、MVICの効果を楽しめる
間違いなく魅力のある
エンジンだと思います!


…そんなわけで。

排気音だけじゃなく
エンジン音も楽しんでこその、FTO!

エンジン音は、前から聞こえてくるから
運転中に楽しみやすい音だったりします。

そんなエンジン音、吸気系を
チューニングすると、さらに
良くなったりするよ、と…

しろくろさんも、言ってますので…

わたしは、こんな形の
エアクリーナーをつけていたりします。


いいところを引き出す方法は
まだまだ、あるみたい。

これからも、情報を収集しつつ
自分でも、あれこれ試してみようと
思います!

コメント

_ イカさん(烏賊太郎) ― 2017年08月11日 22:52

こんばんは(*^^*)
20年前と考えたら、すごい先進技術ですよね!
うちのもVVTは入ってますが、どちらかと言えば
省燃費のために使われているので
高回転は苦手なエンジンになっちゃってます(*_*)
”時代”と言えばそうなんでしょうが・・・

_ のら2ゃんれい ― 2017年08月12日 22:41

おはようございます!

この頃は、走りの車全盛期!
…みたいな雰囲気がありましたよね。

MVIC、あの当時としては
画期的な技術だったようですし、
なにより、情熱が素晴らしかったような
気がします。

おっしゃるとおり、現代のいろいろな
可変機構は、省燃費とエコ性能向上のために
使われることがほとんど、ですよね。

時代、ですねぇ…!

_ ランエボマニア ― 2017年08月19日 01:47

こんばんは。

この機構のおかげでFTOってフラットなトルク特性なんですよね。
余談ですが、MIVECとVTECは油圧で切り替えているので、少し硬めのオイルを入れると音がよりはっきり変わります(笑)

_ のら2ゃんれい ― 2017年08月19日 09:24

ランエボマニアさん、コメントありがとうございます!

そうなんですよねぇ!
FTOのトルク特性、なかなかに
運転しやすいんですよね。

MVIC、いい仕事をしてくれてます!

油圧、やっぱり必要ですよね!
わたしは、ワコーズの4CT-S 5W40を
入れていますが、とっても好調です!

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