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先日…

こんなカップヌードルを
食べました。

この牛テールスープは、
白濁しているタイプで、
これはこれで、もちろん
美味しかったです！


でも、個人的に馴染みがあるのは
透明なタイプの、テールスープ。

わたしは、会社員のころ
頻繁に、仙台に出張していた時期が
あったんです。

仙台といえば、牛タン。

とっても美味しかったので、
出張するたびに、必ず
一回は食べていました。

そんな、牛タン定食に
必ずついているのが
透明タイプの、テールスープ。

あれは、本当に美味しかったなぁ…！


でも、群馬に帰ってきても
同じ感じのテールスープ
すう機会が、全く無くて。

そもそも、群馬で牛タン、というと
焼肉屋さんで出てくる、
丸くて薄いの、です。

あれはあれで美味しいんですが、
仙台の定食で食べる、
分厚くて、ブリン！という食感の
牛タンを出してくれるお店が
近くにないんです。

だから当然、テールスープも
すえないんですよねぇ…。


…なんてことを、カップヌードルを
食べて、思い出してしまった！

結局未だに、透明テールスープ
すえていません。

こりゃあもう、待ってても
仕方ないぞ！

…ということで。
自作、してしまおう！

それで、スーパーに走ったんですが…

テール肉、手に入りませんでした…。

なので、代わりに売っていた中で
一番近そうな、すね肉を！


まずはこれで、作ってみよう！
材料は、こちら！

具は、牛すね肉と
細く切った、白い長ねぎのみ！

にんにく・しょうが・ねぎの青い部分は、
すね肉の臭みとりに使います。


それでは早速、調理開始！

まずは、牛すね肉を炒めます。

表面に、焼き目がつく程度で
大丈夫です。

そしたら、にんにく・しょうが・
ねぎの青い部分と一緒に…

なべに投入！

アクを取りながら、
30分ほど茹でます。

30分経ったら、お湯と
臭み取りの野菜を全て捨てます。

すね肉の表面、ぬるま湯などで
ちょっと洗ってみてもいいと思います。

結構アク、ついていますので。


これで、準備完了！
いよいよ、煮込んでいきます！

まずは、煮込み用のなべに
牛すね肉と、お湯を入れたら…

だし、投入！

わたしは、顆粒のかつおだしと
昆布茶を入れてみました。

あとは…

酒を入れたら…

塩コショウで、味を調えます。

このまま、弱火でコトコト
1時間くらい、煮ましょうか。

この段階だと、牛すね肉しか
入っていないので、
味が不安になるんです。

でもこれが、意外！

このくらいの水の量ならば
余裕を持って満たしてしまうような
良いだしが、牛すね肉から
出てくるんです…！


そろそろいいかな、と思ったら…

細く切った長ねぎを入れます。

これは、長時間煮るのではなく
しんなりし始めた、くらいの
火の通し方がよさそうです。


あとは、器によそったら完成！

おお！
しっかり、透明タイプになった！

良いですねぇ…！
香りと見た目、仙台で
味わったのと、そっくりです…！


早速、食べてみたところ。

これは、大成功！
この味、ですわ…！

いろんな野菜は、全て
臭み取りが済んだ段階で
出してしまいましたから、
良い味が出るのか
不安でしたが、まったく
問題なかったですね！

かつおだしより、昆布茶より、
牛すね肉から出たエキスの味が
強いです。

味付け自体は、塩コショウの
シンプル仕上げでしたが、
牛エキスが出ているから、
それだけで十分！


先日作ったけんちん汁 は、
いろんな素材の旨みが
溶け合って、化学変化をしたような、
まろやかな美味しさでした。

比べると、このスープは
直球ですね！

塩味の牛スープ。

そういう味しかしないです。
とっても、シンプル。

それなのに、味わい深い…！

団体優勝のけんちん汁と、
個人優勝の牛すね肉スープ
…という印象ですね！


ちなみに…

こんな感じで、 先日漬けた
はやとうりの漬物 だけを
おかずにして、食べました。

なんだか、メインディッシュが
見当たらない感じですが、
いやいや…！

スープの中の、牛すね肉
しっかりメイン、張れました！

ぷるんとして、やわらかくて
とてもおいしかったです。

もしかしたら、だしはテールの方が
出るかもしれないけど、
肉自体の味については、
すね肉の方が、上のような
気もするなぁ…！


それを確かめるためにも、
今度は、テール肉を手に入れて
もう一度、挑戦してみようと
思います。

これからは、温かい汁物が
美味しい時期ですもんねぇ…！

楽しみです！

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