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4月14日に発生した、熊本の地震。
未だ、収束の様相が見えてきませんね…。

余震が弱まらないから、
身動きが取れない、という状況が
続いているそうです。

プロの宅急便業者でも
荷物の配達、できない状態が
解消されていない模様。

そもそも、入っていけないんだそうです。

そしてボランティアも、逆に
混乱につながる可能性がある、とのことで
今のところ、受け入れられないそう。

やはり自衛隊の支援活動、
とても頼もしく感じます。


わたしはといえば、それこそ
今の段階では、何もできないんです…。

でも、漠然と

　東日本大震災のときって
　どんなだったっけなぁ…

なんて思い返してみました。

あの時、群馬はそれほど
大きな被害は出なかったんです。
わたしの家も、無事でした。

でも大規模な、食糧不足、
燃料不足、電力不足に
見舞われました。

計画停電が実施されて、
電気が使えなくなったり
今までにない体験をしました。


そんなことを思い出しつつ…

　腹持ちが良くて。

　電気が止まっていても作れて。

　材料が手に入りやすくて。

　簡単で。

　しかも、安くて。

　もちろん、おいしくて。

という料理を作ってみようと
思いました。

お口に合うかどうかは
わからないですけど、
せっかくですから、ご紹介します

あげ玉いもご飯、材料はこちら！

これだけで、大丈夫！

米は3合用意しました。
事前に、研いでおきます。

では早速、作り始めましょう！

まずは、めんつゆを
水で希釈します。

米が吸って、さらに水分が蒸発して
味、濃い目になりますので
それを見越して、薄めにした方が
良さそうです。

そして…

米を入れた鉄鍋に、
希釈しためんつゆを
650～700ccくらい、注ぎます。

そして、さつまいもも
ちょうどいい大きさに切って
投入です！

このまま、30分くらい放置して
米といもに、水分を吸わせます。


時間が経ったら…

あげ玉、投入！

あげ玉の油が行き渡って、
元気の出る味になるんです！

でも、あんまり油っこいのは…
と思うかたは、ここで入れるのではなくて
炊き上がってから混ぜるのでも
良いと思います。

あとは…

ふたをして…

あ、これ以降、出来上がるまで
ふたは開けないようにしてください。

まずは、強火で！

ぐつぐつと沸騰してきたら…

弱火にして、15分煮ます。

最後に2分くらい、もう一度強火にして
水分を飛ばしつつ、
「おこげ」に期待します！

その後、火を止めたら
まだふたは開けずに、そのまま
20分くらい、蒸らします。


これで、完成！
ふたを開けてみると…

おおおお？！

なんだか、ちっとばかり
薄気味悪い見た目のような…？

これ、ふやけたあげ玉が
表面を覆っているから、です。

しゃもじで混ぜて、よそれば…

金色の、さつまいも。
そして、程よいおこげ。

こんなに、美味しそう！


味は、というと
文句なしですよ！

限られた材料で、無理やり
仕方なしに作ったような
味ではありません。

おかず、もちろんあった方が
良いとは思いますが、
これだけで、十分満足できる味に
仕上がっています。

以前ご紹介した、あげ玉にぎり。

あれに、さつまいもが入って
さらに豪華になった感じ、です。

さつまいもの、程よい
自然な甘みが、また
炊き込みご飯に、合うんです…！

だから…

冷めたのを、おにぎりにしても
美味しくいただけます！


わたし、栄養に関する知識は
乏しいので、あんまり適当なことは
言っちゃあいけないんだとは思うんですが。

適度な糖分・油分があって、
炭水化物がしっかり取れて。

体にも良いんじゃないかと
思います。

たぶん、疲れているときって
糖分が必要なんです。

だから、体力的な意味でも、
精神的な意味でも、なんとなく
元気になれるんじゃないかな、なんて。


現在の被災地、電気もガスも
止まっているところが、ほとんどだそうです。

でもこれなら、カセットコンロがあれば
十分、作ることは可能だと思います。

もしよろしかったら、
お試し頂ければ、と思います。


みなさん、どうかご無事で！

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