のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●のらにゃん年末準備2014年12月30日 09:55



昨晩も、少し雨が降ったみたい。
今朝は、地面が濡れていました。
でも、良い天気です。


のらにゃんくろの神社参りは、
年末年始も、続きます。

早く見回りしたいんですね。
楽しみにしているのがわかります。

多分、今日明日あたりで、
神社に、飾り付けを
するんじゃないかと思います。

幕が張られたり、旗が立ったり
大きな賽銭箱が設置されたり
するんです。

今日は、ありがたいねこ神様が
設置されました。



のらにゃんしろくろは。

久しぶりに、高いところの障子から
外の見回りを。

真剣な眼差しです。

年末は何かと慌しかったり
気分が高揚したりなどで、
外から、普段は聞こえない
色々な音が聞こえます。

耳レーダーでキャッチした情報は
しっかり解析するんだそうです。


あ、そうそう…。

餅の準備も出来ました。

●ヘッド載せ換え!2014年12月30日 20:45



…といっても、シャワーの。

シャワーの水が出る穴に
カルキが固着したんでしょう、
いくつか詰まってしまって、
あさっての方向に
飛んでいく始末。

 年末だし、
 ちょっと変えてみようか。

と、買いに行ってきました。

そしたら、安いの中に
「省エネ仕様」をうたってるものが。

どういう感じで省エネなのか?
面白そうなので、買ってきました。

こんな感じです。

見た目は、プラスティックの
軽くて小さい、シャワーヘッド。

でもこれ、お湯の出る
勢いが半端ではない!

恐らく、穴が小さいから
勢いが良い、というだけなんだと
思うんですけど、とにかく凄い!

今までと同じ感覚で
お湯を出して、頭を洗ったら
頭皮に無数の針が刺さったかと
思いました。

ちょうど良い勢いに調節したら、
確かに、今までよりかなり
蛇口を捻る量が少ないです。

なるほど!
簡単な仕組みで、安いのに
効果が期待できそう。

こういうアイディア商品、
手にすると、得した気分に
なりますね!

●来年はNSX!2014年12月30日 21:10



今日もまた、2003年
東京モーターショーの写真を
ご紹介します。

ホンダのHSCです。

なんでだろう?
奥に自転車が停まってる。

この車は、NSXの後継車として
企画されたコンセプトカーです。
でも、実は冴えない印象しか
無かったんです。

形が、とっても単純な感じ。

シンプルで綺麗なライン、とは
言えない形です。

リアもこんな感じ。

四角と丸を組み合わせたような、
なんとも??な形です。

そして、写真では見えにくいですが、
エンジンが納まっている場所が、
透明になっていて、エンジンが
見えています。

で、納まっているエンジンが、
その頃まだ生産されていた
NSXと、恐らく同じもの。

しかも、横置き搭載のままでした。

NSXは、V6エンジンを背中に、
横置きに搭載した車。


V6エンジンって、横置きに搭載すると、

 ○○○
 ●●●

という形に、シリンダが並びます。

で、●の方のシリンダの排気管は
そのまま後ろに伸ばして
マフラーに繋げれば良いです。

でも、○のシリンダの排気管は
どうやって後ろに持っていこう?

エンジンの上は、吸気管の
スペースが必要。

エンジンの横には、
トランスミッションがくっついてる。

で、結局、○のシリンダの排気管は
エンジンの下を通して、後ろに
持っていくわけです。

つまり、排気管の太さ+クリアランス分
だけ、エンジン搭載位置を
上げないといけないんです。

エンジンの搭載位置が上がると、
重心が上がって、運動性能が
損なわれます。

NSXには、そういう根本的な
ネガがありました。
それなのに発売当時、世界の
スーパーカーを脅かすほどの
一級品の動力性能を
持っていたわけです。


だから、エンジンが縦置きになれば!

…縦置きの場合は、

 ○●
 ○●
 ○●

とシリンダが並びます。
だから、○は左に、●は右に
排気管を出して、一本にまとめた後
そのまま横を通して後ろに持っていけば
良いんです。

だから、エンジン搭載位置を
ギリギリまで下げられる。

 そうなったら、そりゃあもう
 凄いんじゃないの?!

…という期待があった中で発表された
コンセプトカー「HSC」。
エンジン、横置きのままだったんです。

 なんだよ~!
 形も冴えなくて、メカニズムにも
 見るべきところが無いなんて。

…という印象でした。

その後、2005年にNSXは
生産を終了しました。
そして、今まで8年間も
空白の時間があったわけです。


でも!

来年、2015年に新しいNSX
販売開始です!

今度のNSXは、HSCと比べて
見るべきところ、沢山ですよ!

形は、抑揚と迫力があって、
彫刻刀で削り出したような、
鋭いラインで。
現代よりも少し先を見据えた、
カッコいいものになりそうです。

メカニズムも、電気モーターを
利用した、4WDだそうです。
ハイブリッドカーなんですね!

さらに、NSX最大の懸念だった
横置きされたV6エンジン。
縦置きになりますよ!

今度のNSXも、初代NSXと
同じように、強いインパクトを
伴って、登場します。


…ということで、今回ご紹介した
HSCのコンセプトは、残念ながら、
いや、喜ばしいことに!
完全消滅したわけです。

でも、考えてみるとこのHSC、
次期NSXのコンセプト、というより

 NSXは、これからも続けますよ!

という、ホンダの意思表示の意味合いが
強かったのかも知れないですね。


この後の数年は、本当に
大変なことが重なりました。

リーマンショック、東日本大震災。

経済や価値観が
ガタガタになりましたよね。

その度に、NSXの計画は
頓挫したんだそうです。


でも、そういうことを乗り越えて
来年、新型NSXが発売されるんです。

結果的に、HSCの突貫工事コンセプトが
完全消滅した上で、ホンダは次期NSXに
対する、熱い想いを持ち続けてくれた。

一番良い形になりました。

そういう過渡期の一つの経過を
物語るものとして、この「HSC」には
大きな意味があったんだと思います。

新型NSX、とても買えるような価格では
無いと思います。1000万円を
大きく超えてくるのは確実です。

でも、たとえ手に入れられないとしても
そういう車が再び販売されるように
なることって、やっぱり喜ばしいですよ。


昨日のTVR復活もそうですが、
2015年、楽しみですね!


のらみゃんとひろのそうさくこうぼう