のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●クエ尽くし!!2014年12月19日 21:05



今日は、贅沢をしました。
年に一度の贅沢。

わたしが一番大好きな魚

 クエ

の懐石料理を食べに行きました。

毎年この時期に、同じお店に
食べに行っています。
今年で、5年目かな?

魚自体も美味しいけれど、
お店の味も、最高です。

多分、本来はわたしみたいな者が
行く感じではないんです。

ドラマなんかで、偉いお医者さんが
政治家と、何か企んでる系のお店。

10年くらい前に、迷い込むように入って。

その時に、普段口にするものとは
別世界のような食べ物があることを
初めて知りました。

おかみさんが気さくな方で、
ご招待状を下さったりするので、
たまーに。
本当に、たまーに、行っています。

でも、クエは本当に美味しいので、
これは、毎年欠かさず。

クエ、白身の大型魚なんですけどね、
肉に非常に弾力があって、
でも、とろけるような脂と
ゼラチン質を包み込んでいて、
皮も骨も美味しい、全てを
食べつくせる魚です。

この季節しか手に入らないから、
毎年、予約をお願いしています。


ということで。
食べよう!

まずは、わたしの陣地。

こんな感じです。

最初の一品は、これだ!

クエの握り、からし味噌和え、
湯葉と肝の和え物。
柚子の皮を甘く煮た添え物も。

握りがね。

本当に美味い。

少しあぶってあって、タレと塩が
一貫ずつ。

この寿司は、近所の寿司屋では
出てこないです。

あとわたしは、からし味噌和えが
大好きです。毎年出てきて、嬉しい!

次は。
クエのお造りです。

良い肌の、深い色の器に乗って。

綺麗な白身。
肉厚で、もちっとした
噛み応えがあります。
つけるの、醤油じゃないんです。
米酢だろうか…?

魚の味だけで食べるんです。


次は、かぶら蒸し。

これも、目を惹く器です。

その名のとおり、かぶをすりおろしたのを
泡のように、ふわっと柔らかく
蒸したものと一緒に、
クエも蒸したものが入っています。

上品な味の餡が、
とろりと具にまとわる感じ。
美味しい!


ということで、いよいよメイン!

クエしゃぶと。

クエ鍋です。

こんなの、美味しくないわけがない。

まずは、クエの骨に近い部分を
先に入れます。
良いお出汁がでますよ!

そして、野菜を!

水炊きに近い感じです。

これをシンプルに、
ポン酢で頂きます。

野菜も美味い!

そして、クエの骨に近い部分。

ここがね、本当に美味いんです。
クエの身と、ゼラチン質が
良い具合に口の中に入ってきて。

体が、どんどん暖まります。

もちろん、切り身としゃぶしゃぶも
美味しかった!

でも、夢中になりすぎて、
写真に収めるのを忘れました…。

しゃぶしゃぶは、お湯に通す時間で
身の締まり具合が変わります。

刺身で食べられる新鮮さなので、
さっと通すだけで大丈夫なんです。

でも実は、少し長めに湯通しして、
プリッとした食感を楽しむ方が
さらに、美味しかったりします。

そして。
クエのから揚げ。

これも、美味しいですよ。
さくっとした皮と、ホロホロと
ほぐれるクエの身。

幸せがこみ上げますね。

あ、あと隅に置けないのが。

クエのウロコ付きの皮を
素揚げしたものに、塩が降ってある。

ただそれだけなんですが、
軽やかな食感が楽しめる、
上質な箸休めです。

そして、〆はやっぱり。

雑炊です。

クエの骨髄からの、良いお出汁が
しっかり溶け込んだ、卵雑炊。

何杯でも、いけますね!
美味いものは、体に沁みこむように
入っていきます。

デザートは、洋なしです。

ル・レクチェという品種だそうです。

洋なしって、つぶつぶ感がありますが、
これは滑らかです。

以前、このブログでもご紹介した
マクワウリに近い食感です。
程よい甘さで、美味しい!

最後は。

抹茶と、餡のお菓子。

深い苦味のお茶と
甘い餡のお菓子。
落ち着きます。


これで、ご馳走様。

窓の外には、こんな良い景色。

今日は、天気にも恵まれました。

一年に一回、この季節だけの贅沢。
堪能させて頂きました。

わたしは、美味いものを食べると、
体の心から幸せになります。


あ、これ忘年会だったのかな?

…なんて、後から思いました。


でも今年のことは、何だったら一生
忘れなくても良いかな、
…なんて思っています。

コメント

_ 高貴なる野蛮人な山さん ― 2014年12月21日 08:48

クエなんて、食べたこと無いですよぉ~…なかなか釣れないらしいですね(´・ω・`)ゞ

クエ…食べさせてクエ!(笑)

_ のら2ゃんれい ― 2014年12月21日 20:03

やはり、ご存知でしたか!

そうなんですよね。
釣れる量が少ない上に、
群馬に引っ張ってくるのが
大変だそうです。

やっぱり、ほとんどが
東京に行っちゃうみたいです。

最初に食べたとき、まさに
「目からウロコ」状態でした。

今回で5回目なんですが、
やっぱり無理してでも食べたくなります。
毎回、美味さに驚きます。

そして、食べ終わって帰る時に
来年の予約をしてきてるような
状態です。

あ。近いですよ、クエの由来!

 この魚を一度食べたら、
 他の魚は、もう「クエ」ん

で、クエらしいです…!

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