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ぼくFTO、17歳。

無事、退院できました！

人間で言えば、
胃と腸を総取替えするような
大手術だったよ…。

重体だったけれど、
産まれたばかりの頃の
力が甦ったよ！


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今日は、FTO退院の日です。

どれだけ、待ち焦がれたことか…！

工場の最寄り駅まで電車で行くので、
久しぶりに朝が忙しい！

バタバタ準備して家を出たら。

のらにゃんしろくろ、網戸越しに
お見送りしてくれました。

行ってきます！

電車に揺られて
東京とは逆方向へ。

JR国定駅に到着です。

凄いです。

この写真、
サイズは小さくしましたが、
加工はしてないんですよ。

スカッと晴れ渡った空と駅。
他に、何もありません。

まだ、自動改札でもなくて、
おじさんに切符を渡すんです。

良いですよね、こういうの。

20分くらい歩いて、
到着しました。

今日は晴れていたので、
とてもすがすがしい散歩でした。

そして、FTOと対面。

外装は、何も変わっていませんが、
久しぶりの対面には、
懐かしさを覚えました。

そして、修理内容を確認して
お金をお支払いして。

そういえば、燃料タンクは
どんな感じだったの？

こんな感じでした。

燃料タンク。
中央穴の右に乗っかっているのが
燃料ポンプ。
その右隣の、黒い筒状のが
燃料フィルタです。

燃料タンクの中を
覗いてみると…。

んがっ！
こりゃあ、あかんわ！

ガソリン入れたって
すぐ茶色になるわ！

分解清掃したインジェクターなどは
親方が写真に収めておいて
下さいました。

こんな感じ。

これもまた、凄い！

インジェクターのフィルタ。
完全にサビで詰まっている。
詰まっている、というか、
埋まっている。

それでも、フィルタが詰まったから
インジェクターの一番大切な
ガソリンを霧状にして吹く
部分には、ダメージがありませんでした。

最後の砦が、良い仕事をしてくれた。


で、FTO。
エンジンをかけてみたら。

まず、音が静か。
振動がほとんどない。
マフラーからの排気ガスが
一般車レベルに。

FTO、6気筒エンジンなので、
スタンダードな4気筒エンジン車より、
何もしなければ、静かなんです。

それを思い出しました。

もう、運転したくて仕方がないので、
親方にお礼をお伝えして、帰路に。

で、出発してすぐに
変化に気付きました。

…というより、懐かしい感覚が
蘇りました。

あ、買ったばっかりの頃、
エンジンの回り方、
こんなだったわ！と。

粒の小さな爆発で、
振動もほとんど発さずに、
滑らかに回転が上がっていく感じ。

前に乗っていたのがCR-Xで、
小排気量4気筒の車だったので、
初めてFTOに乗った時は、
高級車のように感じたもんです。

おお！
今回は、本当に
調子を取り戻したぞ！
…と実感できました。

というか、速い！

エンジンが買ったばかりの感じに
甦った上に、吸気・排気を
見直して、車体が軽くなってるので。

なんていうんでしょうか？
今回の修理で、今まで改良した箇所が
全てリンクされて、血が通った感じです。

びっくりしたのは、変速。
やりやすくなってるんです。
特に、何もして頂いてないのに。

これは単純に、エンジン内の
爆発の粒が揃って、
回転が安定したから、
変速時、クラッチを切った後の
エンジンの所作が素直になったんです。

だから、変速後にクラッチを繋げたとき、
今までよりショックが少なく、
滑らかに繋がる訳です。

あ、なんだか運転巧くなったわ。
と思わせる変化がありました。

天気が良い昼間の道を
他の車に混じって走行しても、
全然ストレスを感じない。

もう寒くなったから、
エアコンがなくても、昼間走行できます。
これからは昼間、出かけてみようかな、と
思える仕上がりでした。

今日は道も空いていたので、
40分で家に到着。

カッコいいでしょ？

カメラが新しくなったので、
より実車に近い色の
写真が撮れるようになりました。

やっと、家に戻ってきた。
お帰りなさい！

これからはしっかり
維持管理、するからね！

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