のらみゃんとひろのそうさくこうぼう

●わんにゃんとわたし2014年05月24日 08:12

わん。


わたし、今はにゃんと暮らしていますが、
以前は17年間、わんと一緒だったんです。

こんな感じのシーズーです。
まだデジカメがなかった時代の写真です。
とても賢くて、時に可愛そうになるくらい
気遣いをする、わんでした。

それに比べると、のら2ゃんは、これぞねこ。
同居人としての気遣いはしてくれますが、
あくまでも自分が我慢できる範囲で、という感じ。
なんとなく、その方が気が楽な面も多いですが。

で、本題です。

一般には、犬の方が社会性があり、
ねこは社会性がないような言われよう。

多分、本来の姿を比べればそうなんでしょうけど、
現実では逆転してるのかな、と思うんです。

犬って、本来は群れを作る生き物ですよね。
狼から派生した動物です。
本能的には、集団行動派です。

でも現実では、集団行動出来ないんですよね。
日本の家庭で、犬を多頭飼いしてる家なんて
ほぼ無いです。
子犬がじゃれあいながらお庭をかけまわる、なんて
まさしく、夢の中の大邸宅での出来事でしょう。

散歩で、近所のいぬと出会っても、
挨拶もそこそこに、引き離されてしまう。
犬同士の社会性って、あって無いようなのが
実状なんだと思います。

だから、犬はよけい人間に懐くのかもしれません。
他の犬とできない集団行動を、
人間と一緒にしようとする。
犬は、いつも一生懸命ですもん。
わたしと暮らしていたわんも、一生懸命でした。

そんな観点で、ねこのこと考えてみると、
現実でもわりと、ねこ本来の社会性って
保たれてるんですよね。

昨日、ちょっと記事にしましたが、
近所のねこ、うちに「のら2ゃん」がいることを知っていて、
良く遊びにくるんです。
で、30分から1時間ぐらい、網戸越しに話をしていく。

だから、基本家の中にいる「のらにゃんしろくろ」も、
なんとなく、近所のねこ事情は抑えている模様。
もしかしたら「のらにゃんくろ」は、外出したとき
誰かの家で、同じようなことをしてるのかも知れない。

そんな「ねっこワーク」がある程度維持できてるから、
人間への執着も、それほどではないのかも。

人間と共存の歴史が長い、いぬとねこ。
でも、人間との関わり方には結構違いがありますね。
我慢のいぬと、奔放のねこ。

ちなみに、もしどちらかと一緒に暮らしたいな、
と思ったら、最終的な決め手は

 一途に慕ってくれるのがいい方は、わんを。
 自由奔放さに振り回されたい方は、にゃんを。

ということになるかと思います。
わたしの経験から言わせていただくと、
どちらと暮らしても、やっぱり楽しいですよ。

※関連前記事はこちらから。
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●セミファイナル2014年05月24日 12:16

セミファイナル


先程、のら2ゃんのご飯と、トイレの砂を買いに
ホームセンターに行ったんですが、
もう、売り場は夏向けディスプレイなんですね。
「花火をしよう!」なんてコーナーがありました。
3,000円くらいする、豪華セットが売ってましたよ。

そして、「カブトムシ」がもう売ってる。
外国産の「アトラスオオカブト」なんてのもいました。

もう夏はすぐそこか、なんて思いながら
家に帰って写真を整理していたら、
去年、奇跡的に接写できたセミの写真を発見。
なので、今回は一足早く「セミ」について
書いてみようかな、と思います。

よく言われる、
 「セミは、一週間のはかない命」
っていうの、ありますよね。
あれ、実は大間違いなんです。

カブトムシやクワガタ、チョウチョなど、
大抵の虫は、生まれてから
幼虫→さなぎ→成虫になって、
一生を終えるまでで、1年です。
越冬できる虫、日本では少ないんです。

そんな中セミは、生まれてから土中暮らしの期間、
種類にもよりますが、3~17年です。
一番ポピュラーなアブラゼミでも6年。
一般的な小動物より、寿命長いです。
17年なんていったら、うちのわんと一緒ですよ。

それに、地上に出て成虫になってからも、
実際は、一ヶ月以上生きてるそうです。
“一週間の命”っていうのは、成虫を虫かごで
飼うとそのくらい、ってのが由来らしいです。

潜伏期間を含めた寿命、虫としては驚異的です。

あ、潜伏期間、なんて書いちゃいましたけど、
別に悪いことしてるわけじゃないですし。
案外セミ的には、土の中、楽しいのかもしれないし。

それに、虫の研究者の間では、

 成虫は、子孫を残すためだけの形態。
 虫が虫らしく暮らしているのは、幼虫の頃。

なんていう見解もあるようです。

ということでセミ、ご長寿です。
地上に出てこられた方々は、間違いなく。

だから今夏、もしセミの鳴き声を耳にしたら、
 「今まさに、長寿を全うしようとしているんだ」
と、セミファイナルに思いを馳せるのが、
正しいのかもしれません。

ちょっと暑苦しいけど、セミの声、待ち遠しいです。
わたしは、ツクツクボウシのが好きです。
写真は多分、アブラゼミ。
色が薄いのは、羽化直後だから。

あー。だから、逃げるに逃げられなくって
接写させてくれたのか。

●のらにゃんくろとも2014年05月24日 19:09

のらにゃんくろとも
このねこは、のらにゃんくろのともだち。

捨てられてしまったのか、はたまた
ケンカに負けちゃったのか、結構弱っていて、
最初は、左の写真みたいにやせ細ってました。

で、のらにゃんくろが、どうにかしろ、と。
取り急ぎ、ご飯やって、家に連れてって。

しばらくしたら、回復しました。
右の写真みたいに、ふっくらと。
整った顔立ちで、かわいらしいですよね。

さらにこのねこ、臆することなくわたしの頭に
よじ登ってきたりと、結構人懐っこかったんです。
抱っこされるのも、全然抵抗なし。

だから自分で、綺麗なお姉さんを見つけて、
帰る家を手に入れました。

きっと今も元気にしているでしょうね。


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