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※この記事には、関連する前記事があります。
　まだ読んでいらっしゃらない方、まずは
　 ●かにラーメン(前編)
　よりご覧ください。
　また、この記事自体も「後編」ですので、まずは
　「前編」からご覧ください。

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どうですか？これ。

ビジュアルは、完全再現できました。
白から赤へのグラデーションのパッチワーク。
これが、私が高校生のときに衝撃を受けた
「かにラーメン」です。

味の方は、前記事で書いたとおり、
当時、恐怖に支配されながら食べたので、
記憶にないんです。
だから再現のしようがないので、
今回、ベースのラーメン部分は、
市販の生タイプ味噌ラーメンにしました。

でも、食べてみたら。
なんかちょっと、それっぽい味がするんです。

かにカマボコからでたダシ？が、
味噌スープに溶けこんで…？
なんとなく…？
かに味噌のような…？
…？
「かにカマボコシート」で麺をくるんで…？
一緒に口の中に入れてみると…？
渾然一体とな…？
…？



さて、今回作った「かにラーメン」。
惜しむらくは「かにカマボコ」が「オホーツク」じゃ
なかったこと。材料を買いに行った近所のスーパーに、
「オホーツク」が売ってなかったんです。
なので、似たような構造の「かにカマボコ」を選びました。

また、高校時代の恐怖体験を文章にしてみて、
そして、実際に「かにラーメン」を作ってみて、
改めて思ってことが。

考えてみると、ラーメン屋のおっさんは普通の人、ですよね。
わたしたちに、決して悪気はなかったんですが、
名物の「かにラーメン」を笑われたら、
そりゃあ、気分を害して当然です。

それでも、帰り際に「友達誘って、また来てよ」って
言ってくれたんですから。いいおっさんでした。

つまり、高校時代のわたしの方が
「ヘタレ」だったということですよね。
その後、友達を誘って行くことはなかったんですけど、
友達に触れ回るようなことも、(怖くて)しなかったので、
ご迷惑はかけなかったんじゃないかな、とは思います。

あの当時、おっさんは50過ぎている感じで、
もう20年前ですから。
引退されてるんじゃないかと思うんですけど、
お元気だといいな、と思います。

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●かにラーメンだ！(後編)へ

※関連前記事はこちらから。
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●かにラーメン(中編)へ
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